4:20剱澤小屋出発
4:00に出る予定がモタモタして20分押し…
剣山荘に向けて暗い中「○印」を探しながら慎重に歩くのが、もう疲れる(笑)
剣山荘泊にすれば良かったか。
5:10 1番目鎖場
5:20 2番鎖場
6:10 3番目鎖場
前剱までは心折れる急登。ココが1番キツかったかも!?
浮石が多く足場は悪いので落石注意!
実際、先行者が落とした石が目の前に落ちて来て焦った。。。
音で気が付いたけどさぁラクって言ってよ!(日本人じゃなかったの)
だいぶ距離を空けていたけど怖いので追い抜くことに決定。
6:20 4番目鎖場
やっと前剱終了。
ホッとしつつも、帰りもココ通るのか!とげんなり。
前剱山頂の写真がないので、よっぽどお疲れだったのでしょう(笑)
6:30 5番目鎖場
やっと本峰ゾーンに突入!?
ここからは上り下りと別ルートになって行きます。
私はハーネスにセルフビレイコードを装着済みなんだけど、後続の男性に「やっぱハーネス着けた方がいいかな?」と聞かれたので
持ってるんなら
着けた方が
良いんじゃないですかねぇ。。。
と回答。
スリングでチェストハーネスを作成して通過されていました。
私はこーゆー渡してあるだけブリッジが苦手。しかも強風。
超ヘッピリ腰で渡ってたら先程の男性に「めっちゃビビってたね!」と言われた(笑)
肝心のトラバースは足場がちゃんとあるので問題ないけど、最後に乗り越える所は足を伸ばさないと届かず、若干怖くてフリーズ。
6:45 6番目鎖場
7:10 7番目鎖場 平蔵の頭
7:20 8番目鎖場 平蔵のコル
7:30 9番目鎖場 カニのタテバイ
おおっ!これが噂のカニのタテバイ!
実際に見るとそんなに怖くない。
タテバイを登り切った所にある、バルコニー的なところから先に乗り越える方が難しかった。。。
下ってくる方に「タテバイ越えられたんだから後は余裕だよ」「山頂まではまだ距離あるよ」等の励ましの言葉を頂きながら、モソモソと歩き続けました。
8:15 剱岳山頂
予定通り4時間で到着〜!
もっと感動するかと思ったけど、最後の登りがあっさりなのでアッサリ到着。
ここで夜行バスが一緒だったRちゃんと再会。
写真撮り合ったり、「あれ何山?」なんて話をしながら1時間以上も滞在。
タテバイ辺りからほぼ一緒に登ってきた男性Xさん(名前聞くタイミングを逃した)とRちゃんは剣山荘で一緒だったそうで、何となく3人パーティになる(笑)
ドラクエ感あるなぁー、剣だしね。
9:45 下山開始
私は剱澤小屋まで降りれば良いけど、Xさんは室堂、Rちゃんは白馬駅まで降りるんだってよ。
先に行ってもらって、難所で追いつくを繰り返した。
10:00 10番鎖場 カニのヨコバイ
先行したRちゃんが「良く見ると赤いペンキで印がある!」って教えてくれたけどさ、その「良く見る」行為が怖くてできないんですよ。
私は鎖にセルフビレイ取ったから落ち着いて覗けたけど、先行2名は丸腰!すごいねぇ。
2年前、槍の帰りに鏡平山荘でお話させて頂いたマダムの言葉を思い出す。
「カニのヨコバイは右足で出るのよ!皆んな左足で出るから次が分からなくて怖いの。右で出ればスタンスあるのよ!」
ごめんなさい。
ビビりすぎて、
どう出たか覚えてません。
「剱なんて槍に毛が生えたくらいなんだから、サッサとやっつけなさい」
と言われたのが、ずっと頭に残っていた。
やっつけて来ましたよ〜
10:20 11番鎖場 平蔵のコル
10:30 12番鎖場 平蔵の頭
11:00 13番鎖場 前剱の門
13番で最後の鎖場。
あとは登りと同じ4番鎖場に合流します。
11:20 4番鎖場
11:30 3番鎖場
12:15 2番鎖場
12:30 剣山荘
お、お腹すいた。。。
RちゃんとXさんに遅れること10分くらいで着いたのかな?
お二人は先があるので別山乗越まで一緒に行くそう。
「またどこかで!」と見えなくなるまで手を振って、ちょっとサミシイ。
翌日、室堂で再会する事になるんだけど(笑)
五竜→鹿島縦走の記録はコチラ 五竜岳~鹿島槍ヶ岳2022 #1 (1日目)
思わずまったりしてしまうけど、私の宿はココじゃない。
もうひと踏ん張りでビールに会える!
13:45 剱澤小屋
無事帰還!
今登って来た剱岳を眺めながらビールタイム最高♫
1人打上げの後は同室の男性お二人と楽しくお話しさせて頂き、夕食も同じテーブルに着かせてもらいました。
ビールもご馳走になって恐縮です。
お二人は0時くらいに出発して源次郎尾根を登られるとの事。
そして18時台には神奈川県某所まで帰るとの事。
はい?そんなイリュージョン可能なんですか???
今日はお椀に入った素麺も!
ご飯大盛りを食べた上に素麺完食して眠い(笑)
「立山・剱2023#3_下山篇」へ続く
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