概要
・7/6(土)宝川温泉→朝日岳登山道→ウツボギ沢[泊] ・7/7(日)幕営地→大石沢出合→ナルミズ沢→二俣にて終了→ナルミズ沢下降→幕営地→宝川温泉
ナルミズ(鳴る水)っていうくらい雨に弱いデリケート沢。
地獄の下山は回避して、沢をピストンするプランです。
タープ設営後に豪雨が2周やってきたけど早めに止んでくれたので、2日目はナルミズ沢を遡行することができました。
11:00朝日岳登山道
車を停めたところから本日の幕営地まで登山道歩き。
草が生えているから一見大丈夫そうに見えるけど、いきなり断崖絶壁な細い道が怖かった。
なかなか難易度高めな登山道、お花や生物を観察しながら楽しく行かないとメンタルが死亡します。
昼のホタル
カブトムシ亜目/コメツキムシ下目/ホタル上科/ホタル科
ホタル本体って初めて見た!ホタルノヒカリしか見たことなかったよ。
カブトムシ系のコメツキムシの仲間かぁ…そうですかぁ…。
ヤマナメクジ
ナメクジ科/ナメクジ属/ヤマナメクジ
ナメクジの中のナメクジじゃん。
島根県津和野町ではナメクジを食用油につけて熟成?したものを虫さされの薬にしている…らしい。
15:30ウツボギ沢出合
ここで幕営。
雨が本降りになるまでに何とかタープ設営完了。
残念ながら薪を拾うのには間に合わず、乾いた木があったのに雨に濡れてしまった…。焚火終了(泣)
ココは焚火の後始末がヒドイのが沢山あって、レジャーシートが炭で真っ黒になってしまいますよ。
ココには先客の釣り師がいて、何やらウチのガイドに質問してたけど、一体どこへ行くつもりなんでしょう。
夜中に「もしもーし」って聞こえるから何事かと思ったら、釣り師が電話してた(笑)
だんだん「もしもし」がデカくなってきて、気になって眠れない。
釣り師よ
相手が聞こえてないのは
声量じゃなくて電波の問題だ
これ以上、声張らないで!
うすーくドコモがつながるみたいですヨ。
5:00出発
大石沢出合へ向けて朝日岳登山道を行くんだけど、ここも道が悪くて田んぼみたいな泥濘に何度もハマる。
慰霊碑なんかあったりしてビビりながら進みました…。
6:15大石沢出合
ココから入渓。
ペンキの印の方向が朝日岳登山道の続き。
ここ登山道なのか…。普通の登山だと思って来たら、この渡渉は結構シビレると思う(笑)
ココも幕営候補地だったけど、ウツボギ沢の方が広くて良かったかも。
草ぼーぼーで平らなのか分からないし。
河原の平らなところにタープ張ってたグループがいたけど、そこは流されちゃうのでは…。
まだ気温も低いし、あまり濡れたくないんだけど深いポイントが出てきてしまいました。
「黒い所なら膝下くらいだから」と先行したガイド氏のアドバイスを受け、黒いとこ目指してジャンプしたけど、届かずドボン
7:30魚止の滝
昨日の釣り師はこの上に行きたいって言ってたのかな?無理じゃね?
しかもこの上からは比較的浅い沢が続き、魚はいなさそうだったけど。
釣り目的だったらリスクにさらされまくった結果、登り損ですよ。
右側に巻き道っぽいのがあったけど、巻けるのかな?確認しなかったけど。
「天国への草原」と言われるナルミズ沢。
沢の両側にはお花畑もあって天国感を演出してくれます。
「三途の川ってこんな感じ?」と思って調べたら群馬県甘楽町を流れる白倉川の支流に「三途川」っていうのがあるらしい。ナルミズ沢も白倉側も同じ利根川水系だと思うと、あながち間違ってないのかも。
8:30遡行終了
今回は時間で引き返すプランなので、ちょうど左俣との分岐のところで終了となりました。
この辺でどんどん天気が良くなってきて、最高の沢日和に!
たいぶ暑くなってきたので泳いで下山
はやい、はやい~!!めっちゃ時間短縮。
ナルミズ沢、楽しかった~!
一応「初級」との事だけど、アプローチが大変だし幕営することも考慮すると「中級」ではないんかい?と思った。
初級卒業試験みたいな感じかなぁ・・・初中級?
他の沢も良さそうなので、また来たいエリアとなりました。
12:15ウツボギ沢 幕営地帰還
デポった荷物を回収して下山。
沢パートはアタックザックで軽々行っていたので、幕営アイテム積んだザックが重い…
このあとは16時くらいに駐車場に到着し、やたら猿が出てくる道を通って温泉に入り、東京駅まで送って頂きました。
こんなハードな山行のあとに運転するなんて、すごすぎる。
私は睡魔に勝てず、寝てしまいました…ゴメンナサイ。
しかし美女木ジャンクションあたりで突然起きる人(笑)
ココから首都高八重洲線に入って、東京駅地下駐車場の送迎レーン(降ろすことしかできないから送レーンかも)に入るところが面白いんですよ。
分岐手前の標識に「丸の内 新橋 Y」しか書いてないの。八重洲のYな!!
知らないと絶対に入れないでしょ(笑)
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