クライミング講習@インドア

小川山、行けるのか問題

小川山のバリエーションルートの企画で「最高グレード5.7の岩峰を超える」と書かれていたので、担当ガイド氏に聞いてみた。

さいとも
さいとも

体力、技術、装備的に私は行けるのか?

以前の三つ峠で5.7はあったか?

30mの空中懸垂って、ずっとブラ~ンなのか?

回答は「体力と装備は問題ないが、技術的に少し難しい」との事。

三つ峠は「最高グレード5.4~5.5相当」だったとの事。

30m空中懸垂は「7割ぷら~んが出てくる」との事。

えっ!全然ダメじゃん(笑)

今回は無理としても「いつか挑戦できそうなのか」「何が足らないのか」「5.7ってどのくらいなのか?」ってのを教えて頂くためにインドア講習をお願いしてみたので、以下その時のメモです。

メニュー

ムーブいろいろ

楽な姿勢を教わったけど、全然楽じゃない件…

そしてダイアゴナルという技がすっごい苦手。

登山で「岩場の基本は3点支持ぃい~」って習ったのに、対角の手と足で2点支持になるなんて無理じゃね?

さらにジャミング。

壁のスキマに手を突っ込んで自分の手を支点に体重をかけるなんて無理~!どっか折れるで。

ロープ送り出し練習

ビレイしてるつもりでロープを出してく練習。

普段やらないから全く慣れておらず、だいぶ怪しい…。

ダブルロープで片方だけ送るとかパニくって出来きてないし(笑)

トップロープで5.7を登ってみる

だいぶ時間がかかった気がするけど登れた。

別の「短いけど傾斜がきつい5.7」は2回挑戦して敗退。

まだ午前中で、ココで体力使い果たすと後半何もできなくなるので「一旦、やめておきましょう」とガイドストップがかかる(笑)

リードクライミングと懸垂下降

2本のロープを使ってガイド氏が先に登るので、私はビレイをしてロープを送り出す。

これが難しい…使う方だけのロープを適切に出すって超難しい。

ぶっちゃけ「足らねぇ!」ってなってから少し出せば良いんでしょ?くらいに思ってたけど、これはとても危険な行為でした…。スミマセン。

ガイド氏が登り切ったら、私も同じ所までヒィヒィ言いながら登って、懸垂下降の準備。

「ロープほどいて下さい」の指示に

さいとも
さいとも

え。

ほどいて良いの?

落ちちゃうじゃん

と思ってフリーズしていると「セルフ取ってるし、ほどかないと懸垂できないでしょ」とガイド氏。

そうでした(笑) 疲労と緊張で混乱しすぎだろ…。

この程度でビビりまくってる人を連れて行けないよね。

トップロープで5.9を登ってみる

当然インドアと外岩では感覚が違うので「インドアでプラス2くらいのグレードをやっておいた方が良い」という事で5.9にチャレンジ~!!

休憩しまくって、1個使っちゃいけないホールドに足ついたけど登れた(笑)

さいとも
さいとも

これは!

5.9を登ったという事で良いですよね?

いいんですよね!?

と伺ったところ「…うん、まぁ…〇〇ですかね」(←何て言われたか忘れた)

どうやらクライミングってのは完登にも種類があるそうですよ!!

事前情報なく初見で登れると「オンサイト」、前の人が登るのを見てると「なんたら」とか序列?があるんだって。

いやぁ~そこに優劣をつける意味が分からん。登れれば良いじゃん。

音楽に例えれば【聴いたことない曲を初見でノーミスで弾いた】>【前の人の演奏を聴いた後、初見でノーミスで弾いた】>【前の人の演奏を聴いた後、転調とか難しいところ止まりながら弾いた】って感じか。

それでいうと今回の私は「知らない曲の楽譜をガン見して、あれこれ想像してから挑んだけど、オクターブ手が届かなくて、何回もやり直しながら弾き切った」というイメージ?

グレードを区別するのは安全管理の為にも必要だと思うけど、登り方まで区別するのは差別だと感じちゃいましたよ。

クライマーって分かんねぇ(笑)

今後の課題

ボルダリングジムでのグレードを1つ上げられるようになること!

ロープワークは忘れないように復習!といっても相手がいないとできないヤツなので、微妙。

講習テキストにフリクションボールペンで書き込んでたら、何か温かいモノと一緒にしてしまったらしく消去されたので、冷凍庫で復活させました(笑)いやぁ~真っ白になってて焦ったよねー。

一晩、冷凍庫で寝かせる

あ~沢行きたい。3回連続で沢が中止になっているので不完全燃焼中!!


 

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