FunkyFoxのこと
私の95%はKANさんで出来ているのですが、残りはT-SQUAREとFunkyFoxだったりします。
KANさんの歌詞がすごすぎて他のアーティストの曲を聴いても「歌詞がつまんないな」と思っていたので、KANさんかフュージョンしか聴かないという完全なる中二病に罹患していた中学時代(笑)
高校に入って再開したエレクトーンのレッスンで、先生が「発表会でこれどう?」と提案してきたのがFunkyFoxの「君にデジャ・ヴ」という楽曲で、これを機にFunkyFoxにドハマりし、友達とMonkeyFoxというユニットを組むという痛い展開となりました。
あ、FunkyFoxってのはエレクトーンプレイヤーである加曽利康之さんと冴咲賢一さんのユニットね。
なんで急にこんなことを書いてるのかと言うと、先日「FunkyFoxってライブとかやってないのかなー?」と思って調べたところ、冴咲賢一さんが亡くなっていた事を知ったから。
https://x.com/Field55K/status/1704861645171032464
しかも加曽利さんのXで知るなんて…。
UP☆RUSH
1996年に上演されたミュージカル。
なんと、このミュージカルは「音楽:KAN・FunkyFox」なのです!
KANさんの曲とFunkyFoxが新曲を書いてミュージカルにするという、今思い出しても失神しそうな企画ですよ。
しかも舞台はFunkyFoxのエレクトーン生演奏!
当時、月エレ(月刊エレクトーンという雑誌)で知って腰を抜かした。
三谷幸喜氏が「KANさんの音楽劇を作りたい」とおっしゃった事があり、KANファンの間では「わぁ♪」となってるけど「KANミュージカルは既にある件」意外と知られてないのかな。
確かにKANさんのファンクラブからの案内はなかった気がするので、エレクトーン習ってるKANファンしか知らなかったのか?(そうゆう人、多そうだけど)
タップダンサーであり演出家の玉野和典さんの作品なんだけど、私と玉野さんってものすごい趣味が合うのでは(笑)
当時、KANさんのコンサートではライブアレンジという名の「ミュージカル仕立てのコント」が行われていたから、当然の流れだったのかもしれないけど、玉野さんからのラブコールで実現。
そうそう、ヒロインの名前は「まゆみ」
主人公たちの青春時代からKANさんのリアル楽曲が使われていくっていう素晴らしい展開ですよ。
KANさんの歌詞は「この曲とこの曲の主人公って同じかな~」っていうものが多くて、それを見事に紡いでくれた玉野さん!大好きです!(笑)
「M21夢の中で」にも注目~♪
YAMAHA Miburiっていう体にセンサーみたいなのくっつけて踊る…というか動かすとパーカッションが鳴るという楽器で、玉野さんがそれくっつけて踊るというシュールな空間だったのを覚えています。
再演時は曲順が入れ替わってたり「君はうるさい」がカットされていますね。
さすがに詳細は覚えてないけど。
再演で覚えているのは岡幸二郎さんがシンデレラ役なのに「ちょっとシンデレラ!」と他の演者に話しかけるミスをしたこと!
未だに覚えてるって相当面白かったんだなって思うけど、台本だったのかも(笑)
UP☆RUSH初演バージョンで再演してくないかなぁ。
コメント