概要
・奥只見の秘境沢に行こう! ・日本最大級と言われているスラブを見に行こう! ・ガイド2名、参加者5名でぞろぞろと
日程
・10/26(土)東京駅ピックアップ→魚沼スーパー買出し→銀山平キャンプ場(泊) ・10/27(日)奥只見湖→釣り船送迎→白石沢スラブピストン→釣り船送迎→奥只見湖→温泉→東京
奥只見白石沢スラブとは
新潟県魚沼市にある奥只見湖からさらにボートで行く秘境。
スラブっていうのは「表面に凹凸の少ない1枚岩」のことで、ここは雪崩による浸食で形成されたスラブらしいっすよ。
DAY1 移動日
東京駅で参加者さんの車に同乗させて頂き、サザン聴きながら魚沼に到着。
スーパーで買出しを済ませたら銀山平キャンプ場へ。
テント張ったら夕食まで自由行動との事なので、遊覧船に乗りに行ってみる事にしました。
時刻表と睨めっこして、あーでもない、こーでもないって話していたら「銀山平→奥只見湖まで無料のシャトルバスで移動して、奥只見湖から銀山平へ遊覧船で戻ってくる」というプランがある事が発覚!
なんだよ~ソレ便利じゃん!
ギリギリでシャトルバスに乗り込み、長い長い奥只見シルバーラインというトンネルをくぐって奥只見ダムに到着です。
この無料シャトルバスプランは遊覧船「ファンタジア」に乗る事前提なので、ご注意を。
ダム湖、トンネル、紅葉の3拍子?が黒部ばりに揃っているせいか、大勢の観光客でごった返しており、乗れるかどうか心配だったけど定員300名のファンタジア号に無事乗船。
銀山平キャンプ場
温泉付き(500円)のキャンプ場なので、夕食の前にひと風呂頂きます。
温泉は炭酸入ってるのか、肌にアワアワが付くスパークリングの湯。
風呂上がりには当然ビール。
さっき受付に
ビール500円って書いてあるの見たもんね
キャンプで冷えたビール最高!
と思ってたら「売切れ」でした…。
「売切れ」って赤字でデカく書いてあったの気が付かなかった。
最近、老眼が激しくなってから自分に都合の良い情報しか目に入らなくなったんだよね!
さて夕食はスーパーで買ってきたレトルトを温めて頂きます。
レトルトカレーって箱は違うけど、中のパウチはどこも同じというか激似だった件。
「誰のカレーか分からなくなる問題」が発生するので要注意です。
DAY2 白石沢スラブ
キャンプ場を撤収して再び奥只見湖へ行き、釣り船で白石沢の入り口まで20分弱。
寒いかとビビってたけど丁度良くて気持ちいい。
入渓点から約1時間ほど水量少な目の沢歩き&登りを繰り返すと、スラブの取り付き点らしき場所に到着!
ロープを張ってもらい、アッセンダーを付けて2人ずつ通過。
登りきると、スラブどーん!!
広いテラスになっている場所で休憩し、同じような写真ばっか撮りまくって興奮して終了。
次はあの稜線を目指してさらに登っていきます。
なんせ凹凸のない一枚岩なので、手で掴めるような場所はないし、クライミングほど急じゃないけど、登山道ほど簡単じゃない感じ。
岩自体はザラザラしていて、ラバーソールのフリクションを効かせる「ベタ足」で登るので勉強になった。
こ、これは
地下足袋トレが生かされてる!
つか地下足袋で来れば良かった!
しかし上には上がいらっしゃるんですよ。
稜線から「T・T T・ T T T T !」とハシャギながら降りて来た女性陣の皆様、裸足でした(笑)
ザイルなしで裸足!?つかTT体操!?
ここから稜線に出るまでの道がエグかった~
岩は剥がれるし、足元は脆いし、待機場所は草で良く見えないけど崖っぷちだし。
ここからは馬の背を歩いて懸垂下降する場所まで移動します。
キレッキレという感じでもないけど高度感はある。
70mロープでの懸垂、1番難しかったのは懸垂のセットでした。
重いっ!ロープ持ち上げて下降器の穴に入れるのが大変。
またインドアジムでは経験できない難しさを感じられて良かった。そうか、こんな重い時もあるのか(笑)
いやぁ~この景色の中の懸垂、楽しかった!!
この後は何回も何回もスラブを振り返りながら下山。
名残惜しいわ~
15時に予約していたボートに乗りこんで奥只見湖の桟橋に戻りました。
下山後「銀山平温泉白銀の湯」に寄ってから帰京。
露天風呂はカメムシの薬効あふれるオイニーツイキー風呂でしたが、内湯はとっても良いよ。
絶景の奥只見白石沢スラブ、ベストコンディションに当たって最高でした。
ところで、愛用デジカメ(OLYMPUS TG5)もうダメかも。
写真の両サイド、モヤってるでしょ?レンズに傷が付いちゃってるのかなー。
(↑綺麗に映ってるのは頂きモノの写真)
iPhone8も限界っぽいし…どうする?どうするよ?
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