八ヶ岳2025(2月)_#2根石岳敗退

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

昨日からの続きです。

昨日はコチラ→八ヶ岳2025(2月)_硫黄岳敗退

5:00朝食

硫黄岳山荘グループは大豆から栽培しているので、味噌汁が絶品ですよ。

おかわり続出!

丁寧な朝食

7:00出発

未明から少し雪が降ってたらしく、朝もまだ降り続いていたので弱まるのを待って出発。

9時くらいから回復傾向の予報だけど、その時点でどこまで行けるか分からないし、天気良ければ登れるって訳じゃない事を実証済みですが、根石岳を目指します。

若干、降ってる状態でスタート

8:00オーレン小屋

昨日より積もってる感

8:40夏沢峠

硫黄は視界ゼロなのか…

箕冠山方面へgo!

ここで10名ほどのツアーとすれ違いになったので私が道を譲ると、ガイドさんから「すみませんねぇ、どちらまで?」と声を掛けられました。

「根石まで」…ん?なんか見たことある。

さいとも
さいとも

あ!?Tさんですよね?

2019の槍ツアーでお世話になりました。

2023の劔澤でもご挨拶しました!

雪の夏沢峠の細道で再会ってすごくね?(笑)

学校の先生と同じで、クライアントはどんなツアー形態でもガイドさんの事って覚えてるんだよね。

またどこかで!とお互い冬グローブでよく分からない握手をして別れました。

9:30箕冠山

あ、先行者がいる!と思ったら昨晩盛り上がった丹沢女性Sさん(笑)

どっふー!

どっふー!

箕冠山から根石岳山荘までの道は雪深く、且つ爆風でトレースがどんどん消えて行くので怖いけど「まぁまぁ滑落する場所では無い」って事は夏に見てるから、ドラクエでいう「がんがんいこうぜ」に設定して進みます。

がんがん…

9:30根石岳山荘

暴風ときどき爆風という天気予報があれば正解です。

暴風で雪が飛ばされ、岩が剥き出しのところにアイゼン引っ掛けて転びました。

爆風にも倒されてヨレヨレのところ、Sさんと再合流し「根石岳山荘で様子見しないか?」と言われ快諾。

ホワイトアウトやん!!!

根石岳山荘の屋根の下で様子見

9:50敗退

ヨシ晴れた!行こう!となったけど、また速攻でホワイトアウトに。

一緒に行こうとしてくれたSさんには申し訳ないが、私は敗退。

足引っ張っちゃうもんね。

このエビの尻尾ヤバくない?

♪吹雪、吹雪、氷のせかいぃ~

すごい孤独感

あっ!根石岳が晴れ…る?

晴れた(笑)

この辺は楽しい

突然晴れて、八ヶ岳ブルーいただきましたっ!!

写真撮ってる時はサングラスしているから、良く分かんなかったけど、なかなかのブルーでしょ。

ま、天気良さげだけど暴風ですよ。

美し

こうゆポストカードあるよねw

がんがん楽しくなってきた!

スポンサーリンク

街の方も見えた

樹林帯はもっふもふ

まぶしい

スポンサーリンク

10:40夏沢峠

風も落ち着いて、無事夏沢峠まで戻って来れました。

硫黄も晴れたなー

昨日も来たオーレン付近の素敵なところ

後学のために、オーレン小屋から赤岩の頭の方に行く道をチェックしてみました。

秋にチェンスパで通ったことがある道で「もしかしたら夏沢峠から行くより簡単かも?」なんて思ったけどダメ、絶対!(笑)

深い深い!どこまで道なのか分かんない、素人厳禁コースでした。

モフッとな

朝の雪は結構積もったんだなぁ

クリスマスツリーみたいな可愛い子

スポンサーリンク

11:45夏沢鉱泉

帰還!…頑張ったよ。

さあ温泉だ!

また、つららで喜ぶ関東人

宿泊者は下山後の温泉も無料。

送迎から下山後の温泉までのオールインワン!がすごいよ。

温泉で一緒になった方に「硫黄も根石も敗退した」と話すと、「まず雪山初めたばかりで、入笠の次に硫黄ソロってのが凄い。黒百合→天狗から始めた方が良い」とアドバイスを受けました。

そっか!(黒百合ヒュッテが取れないんだよなぁ)

カレー1,200円で〆

14:30桜平

14:30に桜平駐車場発なので、14時くらいに小屋を出発。

帰りは荷物も預けて、空身でノンアイゼンで歩きました。なんだ、結構歩けるじゃん。

休暇に入るスタッフさんも一緒に乗るよ

崖っぷちの雪道、マイカーで来る人はすごいな!

15:30に茅野駅に到着。

帰りのあずさは余裕を持って16:20を事前にゲットしておいたので、1時間ほど時間を潰します。

蕎麦を食べたり、ビバークできそうな場所をチェックしたり、あっという間に1時間経過。

丹沢っ子Sさんと「じゃ、また丹沢で!」と挨拶ハモッて終了。

すぐ会っちゃいような、嫌〜な予感がするでしょう(笑)

茅野駅からの八ヶ岳

8割蕎麦使って600円!さすが長野だ!

スポンサーリンク

16:20発あずさ44号

季節限定の真澄のあらばしりを買って乗車。ツマミなくても飲める美味しさでした。

日本酒のチェイサーが白ワインっていうダメ人間

登頂という点では敗退だったけど、得るものが多く、大変有意義な山行となりました。

そして夏沢鉱泉は通うことになるでしょう(笑)


 

コメント