概要
•冬の八ヶ岳にもうワンチャン、チャレンジしたい •冬装備使いたい
夏沢鉱泉、白駒荘、黒百合ヒュッテのサイトを隙があればチェックしていたところ、黒百合ヒュッテが空6に!「ぬぉお!グループのキャンセルキター!」と速攻でゲット。
またすぐ満室になっていたので、ラッキーでした。
日程
•3/1(土):茅野→渋の湯→東天狗→黒百合ヒュッテ(泊) •3/2(日):黒百合ヒュッテ→渋の湯→茅野
天狗岳アタックは2日目を予定しておりましたが、1日目の天気が良すぎるので1日目に行ってみる事にしました。圧倒的に時間がシビアだけど(笑)
費用
•新宿↔︎茅野(往復):11,300円 •茅野↔︎渋の湯(往復):3,600円 •黒百合ヒュッテ1泊2食:12,000円
7:00新宿
ななじちょうどのぉ〜あずさ1号に乗ります。
そばいちでSカレーと書かれてたから「Sサイズのカレーが付くなら食べたい」と思い発注したら普通サイズのカレーでした…。後ほど気が付いたがSはセットのSでした(笑)

高校生の飯みたいになったよ?完食したぜ。
10:15渋の湯着
茅野駅発9:25発のバスで渋の湯までやって来ました。
茅野バス停は北八ヶ岳行き、美濃戸行き、渋の湯行きに乗る登山者でカオス。
渋の湯行きは増便を出してくれて、全員座って行けました!ありがとうアルピコ。
グズグズモタモタ準備をして10:45にやっとスタート(笑)

橋を渡って登山道へ

いきなり急やん
11:00高見石との分岐
ここまでの道が狭くて急で「この後、大丈夫なんだろうか」と不安MAXになる(笑)

右に行くぞ
11:30唐沢鉱泉への分岐その1
唐沢寿明チャンスは2回ありますが、とりあえず1個目通過っと。

雪が厚くなって来た

落雪注意!
11:55唐沢鉱泉への分岐その2
2回目の唐沢チャンスも無事通過。
すでに汗だくでオーバーヒートになってしまい、全てのベンチレーションを解放。

間違えようがナイ

夏はどんな感じなの?

標高上がって来た感じする

天気良し!

テンション爆上がり!
この道、夏はキツイだろうなぁ。
急なのに同じ樹林帯…今日はアイゼンワーク練習だと思えば乗り越える事ができますが(笑)
12:40黒百合ヒュッテ
到着!!

八ヶ岳ブルーやないかい!!
黒百合ヒュッテは事前にクレジットカードでデポジットしておいて、当時キャンセル無ければ決済されるというシステムです。
とりあえずチェックインするも「寝床には最小限の荷物で、1階の棚に置いて欲しい」との事。
山頂アタックに必要な荷物だけ持って、あとは1階の棚にぶちまけて出発準備完了。
アタックザックの中は、防寒着✖️2とお湯500mlとスマホとモバイルバッテリー、衛生用品です。
13:00黒百合ヒュッテ発
中山峠から行くか、天狗の奥庭から行くか迷う。

夏山は中山峠からしか行ってないけど
先行パーティ奥庭から行ったし
せっかく黒百合ヒュッテから出発だし
奥庭から行くしかない!
というゲスな発想がカンチガイモハナハダシク、痛い目に遭うのでした。

ヤッホー雪山!
まず黒百合ヒュッテ直後の道がフッカフカの急登。
先行者の足跡ゴチしながら進むけど、自分の歩幅と合わない所は自らステップ切りながら歩く…って基本ですよね、スミマセン。
そのまま辿れば行けると思ってた。
この他力本願思想が、後ほど大ミスをやらかす事になりますよ。

この辺で引返したくなった
13:25標識
早速ルートミスをやらかし「あれ?この先は道ないな」「やっぱさっきのトコで合ってたか?」とモヤモヤってたら、下山してくる方を発見!
「あの人が来る方に行こう」と観察したけど、私が迷ってた2本のルートと全然違う所を通って行かれました。
そう、つまり迷っている前から間違えている!のでした(笑)

やっと合ってる自信が持てる看板に出会うw

キャー!雪と岩ミックスになってきた!

夏山は⭕️を目指すが、冬山も同じノリで良いのかな?
13:55天狗の奥庭
アイゼンを雪に乗っけてる時は強気なんだけど、岩ミックスになると岩に乗った時の恐怖がハンパない。
この辺りでもルートミスをやらかし、戻って登り返しました。
リミットは15:00に設定しているけど「間に合うのか?いっそ敗退か?」でメンタル揺れるよ。

どこからどこまで奥庭なん?

もう眺望、充分じゃないっすか?
時間はギリギリだけど、東天狗の山頂は目視できているし、爆風でもない。
行ける!と思った矢先、最悪なルートミスをやらかしました…。
言い訳をすると「そこから下山してきた人がいたから」です。
あっちから行けるんだ〜と思い込んでしまった。

ちょっと変かも?
でもさっきの人、ココカラキタし
アイゼンで若干ハングってる岩越か!
やっぱ冬のヤツはすげぇな!
と思ってたら全然違いましたー(笑)ミスってる!
頭上に登山道があるのに気が付いたけど、今いる足元がヤバい。
ピッケルで足場を作ろうと雪を掻き分けたけど、浮き石だらけで「踏み込めなくは無いが、ミスったら一発アウト」な状態で悩んでたら、下山する方に出会うキセキ!
その方のピッケルを掴ませてもらい、よじ登りました。
「すごい所を歩いてる人がいるなって思ってたけど、やっぱミスってたんだ(笑)」と笑われてしまいましたよ。はい、笑って許して。

無事、登山道に復帰
15:00東天狗山頂
おおお、ギリ登頂しましたよ。
夏の一般登山道はソロでも行けるようになったし、沢だのクライミングだのはガイド氏と一緒なので「雪の東天狗を1人でやりとげた」事で、久しぶりに山での達成感を得ることができました。
初めて富士山に登った時の「あともう少しで山頂」という興奮に近かったな。
しかし4回ルートミスやらかしてコースタイムで登頂って事は、ちゃんと行ければもう少し早く到着できたのかもよ?

達成感を感じてメンタルを整えよう

写真撮影をお願いしたらセッティングから撮ってくれてたw

雪の西天狗はまたの機会に
写真撮って下山開始。
そうそう次の写真が盛大にミスった所です。下山時に撮影。
ハイマツの枝にピッケルかけたりして登ったけど、最後の1歩が難しかったんだよね。つか、なんでここから下山した人がいたんだ。

あの岩の後ろから登ってきたのだ…
下山は4人パーティーの後を付いて行こうと思い、目視できる距離を保ちながら、決して追い越さずに進みます(だから他力本願ヤメロw)

ちょい見えが安心な距離

下山は中山峠コースを選択(前の人がそうだから)

中山峠コースの方が楽チンだな
途中、迷う箇所があったけど、そこは後続の方に追い付かれ「黒百合ヒュッテ、こっちで合ってるよね?」とお互い確認し進むことができました。
15:45中山峠

ここまで来ればあと10分もかからない
15:50黒百合ヒュッテ帰還

無事帰ってキタ!!
16:30まで部屋に入れないので談話室でビール。
乾燥と緊張喉カラカラだったので超うまかったなぁ〜

勝利のビール
16:30部屋割の発表
2階の男女共用大部屋。
女性同士が隣になるように、男女混在パーティの場合は「こちら側を女性にして下さい」と指示されていました。

絶妙に隣の布団と重なる配置

ソロ女子のエリアにしてもらえた

グッズかわいい

夕焼けが見える位置じゃなかった
17:30夕食
18:00って聞いてたけど、早くできたらしい。
周りはソロの方ばかりで、楽しく情報交換等させて頂きました。
中でも神戸から来た方の「大阪〜別府行きの深夜フェリーで行く久住連山プラン」が面白すぎて真似したくなった(笑)

ハンバーグ!!

雪上テン泊、カッコイイ
19:00に外に出ると星がキレイで、オリオン座の左側に大きな流れ星を見る事ができました。
メガネの度が合ってないのか、若干モヤってはいるもののスバルも見えた。
「こんなに星が見えるのに、明日は天気悪くなるのかな?」と思ったけど20:00に外に出ると半分曇ってしまっていた…。
あぁ、明日は下山オンリーかな
八ヶ岳2025(3月)_#2下山 へ続く
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