雪上歩行講習@天神平スキー場

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概要

・雪山はやらないけど夏の雪渓は歩く予定
・雪の塔ノ岳に「えいやー!」で登ってるけど大丈夫なのか?
・残雪の○○に行けるスキルがあれば5月くらいから遊べるのに

という思いがあったので雪山講習は興味あったけど、装備がなさすぎて参加できないのでは…と思っておりました。

講師に参加条件を確認

・今使っている3シーズン靴でOK(後ろコバ有)
・アウターシェルはレインウェア上下でOK
・手袋はテムレスでOK
・アックスは貸して貰える
・アイゼン無しでの歩行がメインなのでアイゼンは必須ではない
さいとも
さいとも

おお!これなら参加できそう

土合山の家の夕飯が食べてみたいってのが1番だけども

しかも友達が10本爪アイゼンを貸してくれるって~

というわけで参加申込み。

日程

■1日目
・車で拾ってもらい谷川岳ロープウェイへ
・天神平スキー場ゲレンデの脇で講習
・土合山の家(泊)

■2日目
・また谷川岳ロープウェイへ
・天神平スキー場ゲレンデの脇で講習
・帰京

1日目

いやぁ懐かしい、2018年9月に混雑で登れなかった以来の谷川岳ロープウェイですよ。

ロープウェイは当時2,060円の現金のみでしたが、3,000円に値上がりし、カード&交通ICがOKになっておりました。

星野リゾートに運営が変わった割には昔のままで、高級感はない。

登れなかった可哀想な日記はコチラ→谷川岳2018(9月)

明日で今シーズンの営業終了なのにガッラガラの天神平スキー場

値上げの影響なのか、ゲレンデはすっごい空いてて快適そう!

設備は古いままで、ゲレンデとしてのオシャレに欠けるもんね。

登山者はたくさんいたけど。

結構な急斜面じゃないか

休憩用にバケツを掘る

アイゼン無しで下降する練習

私以外の参加者は雪山バリバリやってる方ばかりでしたので、足を引っ張らないように必死ですよ。

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土合山の家

いや~頑張った頑張った!というわけで、お楽しみの宿。

1泊2食付きで10,600円

薪ストーブはズルいよねぇ

え!こんなデカい岩魚釣れるのっ!?

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オリジナルギャッペみたいのがあった

お風呂入ってビール飲んで、夕飯まで我慢できなくてスナック菓子をむさぼり食う大人達。

NHKBSで「ヒマラヤの特集やってるよ!」という事で山岳会らしく鑑賞。

「ヒマラヤ麓の貧しい家族が一攫千金を夢見て、標高5000mまで冬虫夏草を取りに行く」という内容で、さんざん雪山でのウェアリングとか講習した後に、運動靴とニットで5000m級に登る民族を観てドン引く。

「NorthFaceのロゴが怪しい!」「冬虫夏草の養殖で1発当てたい!!」等ツッコミ入れながらワイワイTVを観るのが久しぶりで楽しかった(笑)

6名で2部屋ブチ抜きの贅沢

夕飯が豪華すぎ!やっぱお菓子を我慢しておくべきでした。

ふきのとうの天ぷらが立派すぎて、肉に行く前に満腹になる…。

肉とカニが同時にでるなんて!!!

肉!!!

2日目

朝ごはんは7時から、出発は8時半とゆっくりモード。

朝ごはんもとんでもない量が出てきます。

鮭とウィンナーとシュウマイ

山からの水を貯めているのか?

この用水路にいた不思議な生命体。

最初は魚だと思ったんだけど、よく見ると手足がある!!キモ!!

「イモリじゃないか?」って話になったけど

さいとも
さいとも

そう?

アニエスベーみたいなオシャレ感ないんだけどな

イモリって裏が赤くないか?

と思ってたところ、尻尾がなくなってカエルになりかけている個体を発見。

そっかぁカエルになる途中なのかぁ。

つか、何カエルなんだ?デカくない?

うぇーキモイと言いながらズームして撮影

水が豊富で良いね

再び天神平スキー場

日差しが強くて暑い。

今日はスタート時間が早いし寒いかなぁと思ってFineTrackのウォームを着込んでしまい失敗したなぁ。

レイヤー1だから脱げないもん(笑)

お借りしたアックスにも工夫がいっぱい

日差しが強すぎるんだってばよ!

今日は昨日の復習と実践あるのみ。

アイゼンなしでキックアンドステップで足場を作って登る。

コレがちゃんと蹴りこめていないと崩れるし、蹴りこむには体力が必要で疲れる。

登ったら下降。これを延々と繰り返し汗だくに…。

ここで雪山のアウターにレインウェアを使うリスクにやっと気が付きました。

ベンチレーション機能がない!という事に。

今日はゲレンデの隣だから好きな時に脱げるから良いけど、シビアな環境だとベンチレーションって重要かも~

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なんかものすごく天気よくなった

「いつか雪の谷川岳山頂へ!」…はないかなw

今回分かったのは雪山は難しいという事(あたりまえ体操~♪)

ウェアの基本、歩行の基本、ギアの基本、雪質の基本をちゃんと理解した上で応用力ないとできないなー!

さいとも
さいとも

音楽に例えると

一般登山はポップスで

沢登りはジャズで

雪山はクラシックって感じ

沢登りは「コード進行だけ決めといたから好きにどうぞ!」ってノリだけど、雪山は「譜面通りに演奏した上で、何かあったら理論に則って処理して下さい」って感じがした。

そうしないと周りをケガさせちゃうんだな。

私にとっての雪山は「聴くのは好きだけど演奏するのはちょっとな…でも興味はある」と思っているクラシック音楽と同じ感覚なんだなぁという実感を得た2日間でした。

お道具、高いしな(笑)

追記:今回の装備

・ヘルメット
・サングラス
・ネックウォーマー
・Fine trackドライ
・Fine trackウォーム
・FoxFIREロンT
・山なめんなよT
・テルヌア秋物パンツ
・MOUNTAIN EQUIPMENT レイン上
・ノーブランド レイン下
・モンベルゲイター
・テムレスモコモコ
・3シーズン靴
・グリベル セミワンタッチアイゼン(借り物)
・アックス(借り物)
・パタゴニア 55ℓザック

ゲレンデのおばちゃん

レインウェアにゴム手袋って装いのせいか、ゲレンデのスタッフ感が出てしまった。


 

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