3:30出発
真っ暗でちょっと霧で見通しが悪い中、山頂目指して歩き始めます。
あさイチいきなり歩くのキッついわー。
そして道はだんだん険しく「え?ここ?」みたいな岩場になってくる。
暗い中「○印」をヘッドライトで探しながら慎重に進む。

本には北アルプス入門って書いてあるけど
全然入門でも初級でもない
槍ヶ岳より難しい!!
4人で登れて良かった・・・。1人じゃ結構怖いかもw
小屋で仲間を見つけて挑戦するというドラクエ感がたまらない(笑)
4:40御来光
無事、御来光に間に合いました。

新しい朝が来た

ぽこっ!

朝ごはんはコレ。結構腹持ち良かった。
5:00レッツゴー!キレット
仲間と別れてキレット方面に出発。
えー本当に行くの?行けるの?とラスボスを目の前に心が揺らいだけど、腹をくくりましたよ(笑)

最終目的地は猫耳山頂の右の奥
五竜直下は岩がゴロゴロした急登!いっきに降りて行きます。

一気に下って登らされる

なだらかな道に癒される

あれを越えるのか・・・
5:50 G5
難所G5に突入。
後から振り返ってみると、ココが一番大変でした。

GはグラートのG。グラートはドイツ語で「ヤセ尾根」

ギッザギザー!鎖があるので安心

バカになっちゃったのか、高度感はない

やっと一息。でも油断できない細い道

五竜岳を振り返る。すごい所を降りて来たなぁ

またこんなギザギザのところ
1カ所岩がスッベスベ且つ崖っぷちだったので、鎖にセルフビレイ取って通過しました。
7:00 北尾根の頭2560m
ここで初めて人と会う(笑)
男性2名のパーティで、今後の道の情報交換。
これもドラクエ感あって良き。

必死で見てなかったけど剱岳方面が絶景じゃないですか
ここからキレット小屋までの道のりも厳しかったですヨ。
1カ所ルートミスをしてヘンな所を直登してしまい、その先は崖。
「一般登山道なのにこんなとこ登る?」って思ってたら、やはりミス。
下を見ると、間違えた分岐の先に登山道があるのが見えた。
ミスに気が付いたのは良いけど、ギリギリ登ってきたとこ降りれんのか?
超×超×超慎重に降りたけど「単独登山女性滑落死亡事故」の文字がよぎりました。

「自分のレベルを過信しすぎ」
「好きな山で死ねて本望だろう」
ってヤフーに書かれるんだろうなぁ
まぁ何とか本線に戻れましたよ…。
さて気を取り直してガンガン進みましょう!と思ったらいきなりコレ!

え、これフリーで登るの??(さっきのミスで腕力使い果たしてた)

ここは鎖があって助かる~

またギザギザを越えて行く

あと少しでキレット小屋らしいよ
9:00キレット小屋
やっと本日の中間地点、キレット小屋に到着。
バンダナとジュースを買い、トイレ(200円)も利用させてもらって長めに休憩。
こんな所に建ってるのにトイレも館内も超キレイでスゴい!

お馴染みのアングル
9:30 そして八峰キレットへ
こっから20分くらいの区間を八峰キレットと言うらしいですよ。

キレットへ向けて登った所から。すごいとこに建てたねぇ

切れ落ちてるけど道はあるし、鎖もあるので安心

この辺の岩場も問題なし

草に騙されそうだけど、崖っぷちなので気を付けよう

滑落看板の絵がユルいw

ここがキレット???
いわゆる八峰キレット部分は大した事ないっていうか、むしろ楽しい。
五竜からキレット小屋に来るまでの方が超絶大変でした。
そしてここから鹿島槍ヶ岳への道のりも厳しい…。

ガスってきちゃいました
11:00 吊尾根に合流
おバカな私は鹿島槍ヶ岳北峰を経由するものだと思ってた。
キレットからは吊尾根の北峰寄りにぶつかるんですね。

北峰行くなら、ここからピストン!

ガスってるし北峰カットでいいか。
天候悪化の前に小屋に着きたいし。
なんかもうメンタルも無理。
と思っていたところ、冷池山荘のスタッフさんがパトロール登山でやって来た。
「せっかくだから北峰行きましょう!」って笑顔で言われたけど
スミマセン…北峰カットします。

南峰へ向かう
ここの吊尾根も結構エグイ。
もっと簡単だと思ってたけど、そこそこ難易度あり。
11:40 鹿島槍ヶ岳(南峰)
はい、何も見えませぬ。

日本百名山
ツアーのお客さんと一緒になり「八峰キレット走破」を称えて頂きました(笑)

ここからは穏やかなのか??

鹿島槍ヶ岳山頂から意外とかかる

お!あれは山荘では??見えてからが長い…
13:30 冷池山荘着
五竜山荘を出てから、ちょうど10時間で到着です。

到着!
最初から見るならココ 五竜岳~鹿島槍ヶ岳2022 #1 (1日目)
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